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MSF 国境なき医師団

[国境なき医師団]

3月4日に十年以上、寄付をさせていただいている
国境なき医師団(MSF)の招待でイベントに行ってきました。

寄付をしながらもどんな活動をしているのだろうと興味がありました。
実際に現場に行っている先生方が、現地の説明をしてくれました。

なぜ、MSFに入ったのか?
最初にお話してくださいました。

小さい頃から海外で人の役に立つことをしたいと思っていた。
だたで、外国に行けるから。という先生もいました。^-^
でも、その先生は10年もこの仕事されていて驚きました。

そんな中、この女医さんは
「国境で生死が決まる」というMSFの広告をみて、どんなこと?
と興味を持って入ったと言っていました。

実際に中東にいっていると
イスラエルではみんなが優雅に生活をしている。
しかし、歩いて20分くらいの国境を越えると爆撃のされ、何の罪もない人々が傷つき、死んでいる現状を目の当たりにして、これがその言葉なのかとショックを受けたそうです。

日本にいれば、お給料ももっともらえ、
最新技術の中で、爆撃の恐怖もない中で診療が出来るのに、
なぜ、いくのか?
そのモチベーションはどこから来るのか?

ずっと疑問に思っていたので聞いてみました。

先生の答えは
「爆撃を受けて、手を切断しなければいけないかもしれない人の手が繋がった。
足を切断することがなくなった。
生死のをさまよった人が治療によって一命を取り留め、
リハビリに励んでいる。
そんな姿を見ると自分が必要とされていると感じるのです。
いてよかった!と思えるのです」

自分が必要とされていると感じる。

これは、とても大切なことですよね。
誰かの役に立っている。
誰かに必要とされている。
だから頑張ることができる。

人は一人では生きていけない。
誰かの助けを借りなければ。
でも、どんな人でも、
誰かの役に立つことは出来る。

私には、爆弾が落ちるかも知れない所に行って
人々を助ける勇気はありません。
本当に素晴らしい勇気のある方々だなと思いました。

安全で、いつも暖かい食べ物がある。
それが当たり前だと思っていますが、
そうではない所もたくさんあるのですね。

最近は、中東の情勢も報道されることで、
MSFの活動も見なさされ、寄付も増えました。
と先生が言っておられましたが、
これは、うれしいことでもあり、
悲しいことでもあるのですね。

世界が平和なら、
この活動はあまり注目されないのです。
それが良い世界なのです。
と言っていた言葉の重さを感じました。

現地には行けなくても、
行動できなくても
応援して支えていくことはできます。

それが寄付という形だと思います。
これからも、自分に出来る形で応援をしていこうと思います。

ありがとうございます。

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