子どもをやる気にさせるマジックワード
“The Little Engine That Could”という絵本をご存知ですか?
昔から読み継がれている絵本です。
絵本の主人公は小さな青い機関車。
ABC英語教室の子供たちは主人公が言う、
”I think I can. I think I can.”のフレーズが大好きです。
機関車は「きっと出来る。きっと出来る。」と言いながら、山を登っていきます。
山を登り切ったときに “I thought I could. I thought I could.”
「出来ると思ってた。出来ると思ってた」と機関車は言います。
その姿を見て、子供たちは自分を機関車に重ねながら「自分もできる」と思うようです。
パズルや算数の問題を考えながらできないと諦めそうになっている子に、
“I think you can.”と声をかけると “I think I can.”のフレーズを思い出し顔がパッと明るくなり、
また問題に取り組み始めることがあります。
そして、何度やってもできない問題にぶつかった時も、このフレーズを思い出して、
”I think I can.I think I can.” と何度も呟きながらやっていることがあります。
その問題が解けると、今度は
“I thought I could. I thought I could.” “ I’m smart.”
「私は天才!」と喜んでいます。
この本は「諦めなければできるんだ。」と
子ども達に自信を持たせてくれる本です。
そして、大人もそういう気持ちにさせてくれる本です。
私が子ども達に “ I think you can. “ と声をかけるときに必ず付け加える言葉があります。
それは、”Trust yourself.” 「自分を信じなさい」です。
”I think I can. I think I can.”
この言葉が子ども達に自信を与えてくれます。
難しい問題に、課題に取り組む気持ちを支えてくれます。
この言葉を口ずさみながら、子どもたちにはこれからもたくさんのことに
挑戦していってほしいと思います。
お父さん、お母さん、もしお子さんができないと言っても、
“I think you can.”と言ってあげてください。
そしてその問題ができたらいっぱい褒めてあげてください。